目次
- 長谷川みらい歯科について
- 「みらい歯科」という名前に込めた想い
- 開院までのご経歴や、開業地を選んだ理由について
- クリニックの理念について教えてください。
- 予防歯科の重要性を患者さんにはどのように伝えていますか?
- 食生活、生活習慣の中で予防のために意識してもらいたいポイントは何ですか?
- 地域との関わりや今後の展望、未来歯科が目指す姿について教えてください。
- 歯科医療を通じて地域でどのような役割を果たしたいと考えていますか?
- 長谷川院長のプライベートについて
- 毎日お忙しいと思いますが、どのように気分転換されていますか?
- 長谷川院長からメッセージ
- 歯医者が苦手な方に向けて、予防歯科の重要性について
- 健康や病気について、最後に伝えたいことはありますか?
2016年、栃木県宇都宮市に開院した「長谷川みらい歯科」
「大切な人を通わせたい歯科医院」という理念のもと、地域に根ざした歯科医療を提供しています。
最新の医療設備と確かな技術力を備え、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案されており、予防を重視した長期的な口腔ケアから食育まで、口腔の健康を通して全身の健康を守ることを目指されています。
その取り組みは、SCOグループが掲げる「105年活きる」という未来志向のコンセプトと深く共鳴し、人々がより長く、より豊かに人生を楽しむための基盤をつくり続けており、院長である長谷川雄一先生にお話しを伺いました。

長谷川みらい歯科について
「みらい歯科」という名前に込めた想い
従来の歯科医療は悪くなったところを治療するだけでしたが、私は良くなった状態を長く維持し、さらに健康な形に導く健康増進型医療を目指しています。『みらい』には健康な未来のための医療を提供したいという思いが込められています。
また、漢字ではなくひらがなにしたのは、柔らかい印象と『未だ来ない』というイメージを避けたかったため、長谷川みらい歯科と命名しました。
開院までのご経歴や、開業地を選んだ理由について
大学卒業後、10年目の開業を目指し、GP(保険診療)・口腔外科・矯正で悩みましたが、GPを選択。2年間の研修後、さらに歯科診療所にて2年間学び、歯周病と咬合を中心に包括的治療を学びました。4年目に指導医の勧めで東京のインプラント中心のクリニックへ移り、予防の考え方にも出会いました。
8年目から2年ほど東京で開業地を探しました。スペースや家賃の問題で難航しましたが、最終的に知人の勧めで現在地を選びました。広さやゆったりした時間の流れに魅力を感じています。今までに増築は2回行い、2025年か2026年にはさらなる増築を予定しています。
クリニックの理念について教えてください。
コンセプトは『大切な人を通わせたい歯科医院』。治療不要を目指す予防型歯科医院であり、ミッションステートメントとして『健康な未来を守る』『プロフェッショナルである』『ひとりひとりを大切にする』の3つを掲げています。
予防歯科の重要性を患者さんにはどのように伝えていますか?
現状の記録、理由の説明、予防策の3ステップで徹底的に説明をしています。資料をもとに現状を説明し、なぜそうなったか、どうすれば防げるかを伝えていくことが大事だと考えています。
その結果、次回予約取得率(継続率)は96〜97%と、多くの患者さんに再来院していただいています。特に健康意識の高い方が多く、県外からも来院がありますが、遠方の場合は近くの良い先生をご紹介することもあります。ちなみに京都から通院していた患者さんもいらっしゃいました。

食生活、生活習慣の中で予防のために意識してもらいたいポイントは何ですか?
食事は健康の基礎であり、バランスの良い食事が重要であり、歯の健康状態にも関わってきます。管理栄養士が常駐し、食生活アンケートを必須としています。タンパク質量や糖質、加工食品の摂取状況を把握し、血液検査データをもとに個別アドバイスを行っています。
また、睡眠の質は健康づくりに重要であり、食生活アンケートで睡眠状況も聞き取っています。睡眠時無呼吸症候群の早期発見にも取り組み、必要に応じて耳鼻科医と連携し、マウスピースの作成などを行っています。子どものいびきにも早期対応が重要と考え、歯並びや運動、ストレスマネジメントも含めて包括的に健康を支援しています。
地域との関わりや今後の展望、未来歯科が目指す姿について教えてください。
食と健康を土台に、健康になる食事・病気になる食事の違いを伝え、医療機関として健康的な生活習慣へ背中を押せる存在でありたいと考えています。妊娠前からの食生活指導(マイナス2歳からの予防歯科)を重視し、医科と連携した予防医療を目指しています。
歯科医療を通じて地域でどのような役割を果たしたいと考えていますか?
包括的に健康をみられる医療機関を目指し、地域で『予防と言えば長谷川みらい歯科』『健康と言えば長谷川みらい歯科』と言われる存在になり たいです。医科も含めた他の医院にも健康観を伝え、地域全体の健康意識を高め、影響の輪を広げたいと考えています。

長谷川院長のプライベートについて
毎日お忙しいと思いますが、どのように気分転換されていますか?
子どもとプールに行ったり、運動(野球やスキー)をして気分転換しています。野球は歯科医師会の野球部に所属し、スキーは小学生から始めていて、冬の大会にも出場しています。家族との時間を大切にすることでオンオフの切り替えができていますね。
長谷川院長からメッセージ
歯医者が苦手な方に向けて、予防歯科の重要性について
現代の歯科医療は医療機器の進歩で、昔よりも痛みや不快感が軽減されています。例えばスキャナーで型取りができたり、麻酔の針も細くなっています。歯科医院選びでは、”話をよく聞いてくれるか”、”ちゃんと検査してくれるか”が大事です。当院では初診は1時間かけて対応しています。あと実際に通っている人の話を聞くのも参考になりますね。
将来、健康な歯を28本残したいかどうかを考えていただきたいです。インプラントや入れ歯で済ませるのではなく、自分の歯を守るために予防歯科に通うことが大切です。特に20代、30代のうちに定期的なチェックを受けることで、将来の健康を守ることができます。
健康や病気について、最後に伝えたいことはありますか?
健康になるのも病気になるのも自分次第です。誰も代わりに自分の歯を守ってくれるわけではないので、自分で意識して管理することが大切です。 大切な人をまもるためにも、まずは自分の身体を見直していきましょう。


長谷川みらい歯科・矯正歯科
〒329-1105
栃木県宇都宮市中岡本町3710-94
https://mirai-dc.jp/



